加工品実績・事例の説明
本事例は、リアシート取付部材の部品となります。
従来からお取引のある自動車部品メーカーより、継続品としてお声かけを頂きました。
形状的な特長は、製品の各フランジ部が相手部品との合い面であるため非常に高い成形精度が求められる点と、それらの高い精度が700mmにも及ぶ全周にも求められる点が挙げられます。
非常に複雑で、要求精度の高い部品であったため、設計段階から合い面の最小化を図り、精度だしの難易度を可能な限り低減するご提案をさせて頂きました。
結果として、深絞りの形状をトランスファーで加工するには工程数が不足してしまっていた当初の課題を、形状変更を提案することでトランスファーでの加工を可能にすることが出来ました。
本事例のように、継続的に長くお付き合いをさせて頂く関係性を活かして、本事例のような製品設計からご提案をさせていただく場合も多くございます。
加工方法だけではなかなか解決できないような課題も、設計段階からご提案・ご意見交換をさせて頂くことで解決し、生産性・コストを大幅に改善することも可能です。
複雑な形状、高い精度が必要な部品に関してお困りごとをお抱えのお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。
過去の経験から、お客様のメリットが最大化するご提案を実施させていただきます。